「うちの子に合うのはどれ？」その悩みに、専門家の視点で答えます
たくさんの通信教育やオンライン塾。情報が多すぎて、パンフレットを見比べるだけでは、何が本当に「うちの子」に合っているのか、分からなくなってしまいますよね。
このページは、17年間、2人の子どもと通信教育に向き合ってきた『のろまま』の経験とノウハウを凝縮した「セルフ診断ガイド」です。
このページを読み進めながら、いくつかの質問について考えてみてください。それだけで、お子様の性格や今の状況に最適な学習スタイルと、おすすめの教材タイプが明らかになります。
教材選びの「最初の羅針盤」として、お気軽にご活用ください。
ステップ１：４つの質問で、お子様の「現在地」をチェック！
まずは、お子様の学習状況や個性について、以下の4つの質問を一緒に確認していきましょう。メモを取りながら進めると、よりハッキリと状況が見えてきますよ。
質問① お子様の学年は？
まずはお子様の学年です。低学年と高学年では、教材に求めるものが変わってきます。
質問② お子様の性格はどのタイプ？
これが一番重要かもしれません。お子様はどのタイプに近いですか？
- コツコツ努力家タイプ： 決められたことを真面目にこなすのが得意。
- 好奇心旺盛な冒険家タイプ： 新しいことや、少し難しいことに挑戦するのが好き。
- 負けず嫌いなアスリートタイプ： ライバルと競い合ったり、点数が上がることに喜びを感じる。
- おっとりマイペースタイプ： 自分のペースで進められると、力を発揮する。
質問③ 今、一番の悩みは？
現在、特に課題だと感じていることは何でしょう？
- A. そもそも学習習慣が身についていない
- B. 基礎は分かるが、応用問題が解けない
- C. 塾の授業についていくのが大変
- D. 特定の苦手科目が足を引っ張っている
質問④ 通信教育に期待する目的は？
今回の教材選びで、一番達成したい目標を考えてみてください。
- A. まずは学校の授業をしっかり理解させたい
- B. 中学受験の基礎を固めたい
- C. 難関校に合格できる実力をつけたい
- D. とにかく、勉強を「楽しい」と思ってほしい
ステップ２：診断結果！３つの学習タイプから、お子様に近いものを見つけよう
さて、4つの質問、お疲れ様でした。考えた答えを基に、お子様がどのタイプに近いか見ていきましょう。
タイプA：【基礎固め・コツコツ型】
こんなお子様におすすめ
（質問②で「コツコツ」「マイペース」、質問③④で「学習習慣」「授業の補習」などを選んだ方）
まずは学習の習慣づけや、学校の授業レベルの基礎をしっかり固めることを優先したいタイプです。難しい教材よりも、毎日楽しく続けられる工夫がある教材がピッCタリ。勉強への苦手意識をなくし、「わかる！」という成功体験を積ませてあげることが、成績アップへの一番の近道です。
タイプB：【応用力強化・挑戦型】
こんなお子様におすすめ
（質問②で「好奇心旺盛」「負けず嫌い」、質問③④で「応用問題」「難関校対策」などを選んだ方）
基礎的な学力はあり、さらに上を目指したいタイプ。教科書レベル＋αの、思考力を鍛える良質な問題に触れることで、学力が飛躍的に伸びる可能性があります。少し手強い課題に挑戦することで、子どもの知的好奇心や「もっとできるようになりたい」という意欲を引き出してあげましょう。
タイプC：【弱点補強・効率重視型】
こんなお子様におすすめ
（質問③④で「苦手科目」「塾の補習」を選び、特に費用対効果を重視したい方）
全体の成績は悪くないものの、特定の単元や科目が足を引っ張っているタイプです。すべての教科を網羅した教材よりも、苦手な部分だけをピンポイントで、かつ効率的に学べる教材が適しています。塾の授業で分からなかった部分を、その日のうちに解決できるような環境が理想です。
ステップ３：タイプが分かったら、こちらの記事で理解を深めましょう
ご自身のタイプが見えてきたら、次は具体的な教材の比較検討に進みましょう。以下の記事がきっとお役に立つはずです。
ご利用にあたっての注意
- この診断ガイドは、これまでの多くのご家庭の例を基にしたものです。教材選びの参考としてご活用ください。
- 診断結果は、お子様の能力を断定するものではありません。
- 最終的には、必ず公式サイトで詳しい情報を確認し、お子様の意見も聞きながら、ご家庭に最適な選択をしてください。