「英検3級の合格点って、一体何点なんだろう…?」そんな不安な気持ちになっていませんか。
この記事では、少し分かりにくいCSEスコアの仕組みを丁寧に解説します。合格率およそ50%の壁を越えるため、あなたが今から何をすべきか、具体的な目標点と対策が手に取るように分かりますよ。
【この記事の結論】
英検3級の合格ラインは、多くの方が気になるところですよね。大切なのは「CSEスコア」という基準です!
- 一次試験(筆記・リスニング):1103点が合格ライン。問題数にすると、全体の約64%の正解が目安です。
- 二次試験(面接):353点が合格ライン。こちらは約61%の正解を目指しましょう。
実は、一次試験の合格率は約50%と、しっかり対策が必要なんです。全技能をバランスよく、特に単語力を鍛えることが合格への近道ですよ!
英検3級の合格点

英検3級の合格点、はっきり知りたいですよね。でも、実は「合格点は〇点です!」と断言できない事情があるんです。
現在の英検は、昔のように「何問正解で合格」と単純には言えない仕組みになっています。(2014年度までは、合格・不合格のみの判定でした)

公式には発表されていませんが受験者の多くは、おおよそ65%できれば合格できています。
以前はライティングが苦手でも、リスニングで高得点を取れば合格、ということもありました。しかし、英検に改革が起こったことで、合格の基準が少し分かりにくくなったのです。
これからの入試に向けて、英検の役割がどう変わっていくのかも気になるところ。だからこそ、今からできる対策をしっかり把握しておきたいですよね。
英検3級の合格ライン
我が子が受験した新しい合格判定基準で説明すると、

英検3級の合格ラインは、CSEスコア1103点になります。
CSEスコア!?ってなんだろうという事で、次は英検CSEスコアについて調べました。一次試験のCSEスコアとは、リーディング・リスニング・ライティング3つの技能を得点にしたものです。
リーディング満点 | 550点 |
リスニング満点 | 550点 |
ライティング満点 | 550点 |
満点CSEスコア | 1650点 |
合格基準 | 1103点 |
ライティングの満点は、550点となり英検3級の一次試験の満点CSEスコアは1650点です。合格基準は1103点!
英検3級合格率
合格率と聞くと、つい気になってしまいますよね。
英検3級の合格率は2016年度から公式には発表されていません。しかし、さまざまな教育機関のデータを見ると、一次試験の合格率は約50~55%、二次試験は約90%以上と推定されています。
一次試験は半数近くが不合格となるため、しっかりとした対策が必要です。
最近の英検は問題の難易度が少しずつ上がっているのに、中学校の授業だけではカバーしきれない部分があるのも事実。だからこそ、ご家庭での対策が大切になります。

みんなの英検を受けた結果って見たいですよね!?でも、ママ友に詳しく聞くのも気が引ける…大体がギリギリだったよ。
なんて聞くけれど、実際に受けた我が子の結果を公開します!
英検3級二次試験の合格率
ポイント
- 音読:30語程度の英文を読む
- 音読した内容についての質問:1問
- 内容に描かれているイラストについての質問:2問
- 受験生の意見を問う質問:2問
英検3級二次試験の合格率は90%以上と非常に高いです。2016年以降、公式の合格率は公表されていませんが、一次試験を突破した受験者の多くが合格しています。

英検3級の面接ポイントは、とにかく英語で話す姿勢を試験官に見せること!
たとえパニックになっても、笑顔で思いつくことを話そうとすれば、案外なんとかなるものです。
ですから「とにかく笑顔で、何か話してみよう!」とお子さんの背中を押してあげてくださいね。
英検3級の結果公開



正答率は、65%で合格できます!
また、不合格の場合でも学習アドバイスが丁寧なので助かりますよ。
英検3級の合格発表

証明書といっても、合否が書いてある書類に付いているだけなのでペラペラな紙です。賞状のようなものではありません(苦笑)
中学3年で高校受験のために内申書を作成する際には、担任から「証明書を持ってくるように!」っと言われるのでキチンと保管しておきましょう。
英検3級のCSEスコア(合否判定)とは?
2015年度からはリスニング(聞く)・リーディング(読む)・スピーキング(話す)・ライティング(書く)の英語4技能に対応しました。
「英検CSEスコア」という合格判定をしています。英検3級の一次試験の筆記では、リスニング(聞く)・リーディング(読む)・ライティング(書く)の3技能を重点的に採点しています。

二次試験の面接になると、リスニング(聞く)・リーディング(読む)・スピーキング(話す)という違った3技能を評価しているんですよ!
筆記試験と面接試験、それぞれの技能がスコア化され、最終的な合否が決まります。
英検CSEスコアで大切なのは、全ての技能でバランス良く得点できているか、という点。一つでも極端に点数の低い技能があると、不合格になってしまう可能性があるのです。
英検3級の合格点は、CSEスコアという共通のスコア尺度で表示されます。
CSEスコアに基づいた英検3級の合格点は、一次試験で1103点(1650点満点)、二次試験で353点(550点満点)です。
ただし、CSEスコアは毎回1問あたりの配点が変わるため、「何問正解すれば合格」とはっきり言えないのが難しいところ。
そこで多くの対策塾では、1問1点で計算する「素点」を目安にしています。素点での合格ラインは、一次試験で49/76点(得点率64%)、二次試験で20/33点(得点率61%)あたりと言われています。
英検CSEスコアのメリット

英検CSEスコアが導入されたことで4技能のレベルを把握することができるようになりメリットもあります。
万が一合格できなかった場合は、4技能のどこに力がなかったのかを分析する事で具体的な対策につなげることができるようになりました。
自分の現在地を知ることで、合格点というゴールに向かって何をすべきかがハッキリしますね!
英検3級を合格点にするための対策
英検対策の重要なミッションは、「約2,100語の語彙力(単語力)をつけることです!」ハッキリ言って、中学卒業程度の教科書では合格できません…
英検3級のリーディング(読む)では30問中25問が穴埋め問題。単語や熟語が理解できていると容易になるので有利なんです。
ライティング(書く)になると、英文の質問に対して自分の考えや意見とその理由を英文で書きます。過去問と単語本での対策をして下さい。

英検対策は、問題集とあわせて単語集も進めるのがおすすめです!アプリなどを活用すれば、スキマ時間で効率よく覚えられますよ。


英検3級で何問正解すれば合格できる?
前述の通り、英検3級の合格点はCSEスコアで表示されるため、「何問正解すれば合格できるか」という明確な基準はありません。
しかし、過去のデータを分析すると、一次試験では各技能6割程度の正答率だった人の多くが合格しています。
具体的には、リーディングで13/30点(得点率43%)、ライティングで9/16点(得点率56%)、リスニングで27/30点(得点率90%)が目安となります。
二次試験では、20/33点(得点率61%)が合格ラインと考えられています。ただし、これらはあくまで目安であり、確実な合格のためにはさらに高得点を目指す必要があります。
スタディサプリで英検対策は可能?
スタディサプリを愛用して5年目になる我が家では、英検対策にもスタディサプリを活用しています。
現在は2級までスタサプで英検対策をし取得、次は準1級の試験対策となります。スタディサプリで用意されている講座は、「二級」・「準二級」・「三級」の3種類でした。
講座毎に「筆記試験への対策」と「リスニング対策」の授業が用意されています。

スタディサプリ
月会費 | 2,178円~ |
教科数 | 5教科 |
タブレット有無 | スマホ・タブレット可 |
難易度 |
英検の申し込みをコンビニでする場合

英検の申し込み、どうしていますか?実はコンビニで手軽に済ませられるんですよ。
取り扱いがあるのは、以下の5系列のコンビニです。
取り扱い
- セブン–イレブン
- ローソン
- ミニストップ
- ファミリーマート
- サークルK・サンクス
ここで注意点!レジに「英検の申し込みをお願いします」っと言っても出来ません。
各コンビニに設置された情報端末機(ATMの近くなどにある、ライブチケットなどを購入できる機械)で手続きします。
申し込み期間中なら24時間いつでも操作できるのが嬉しいポイント。「牛乳を買いに行くついでに、申し込みしてくるね!」なんてことも可能で、保護者としては本当に助かりますね。
基本的にコンビニの店員さんは手続きを行いません。そこで、情報端末機での申し込み手順を簡単にお伝えします!
情報端末機での申し込み手順
- コンビニの情報端末で必要情報(住所や名前)を入力
- 機械から出てきた「申込券」を受け取る
- 30分以内にレジで支払う
申し込みは、申込締切日の23:59まで可能です!
セブンイレブンでの申し込み
セブンイレブンでは「マルチコピー機」という情報端末機になり、設置店舗の検索はセブン・イレブンのウェブサイトからできます。
step
1マルチコピー機にタッチ
マルチコピー機の画面の「学び・教育」をタッチしてください。
step
2「資格・検定」をタッチ
次の画面の「資格・検定」をタッチしてください。
step
3「英検(実用英語技能検定)」を選択
最後の画面で「英検(実用英語技能検定)」を選択し、お申し込み画面に進んでください。
step
4支払伝票が発券されます
申し込み後に支払伝票がマルチコピー機から発券されます。
step
5レジにてお支払い
30分に以内に払込票をレジに持って行き、検定料を支払って領収書・レ シ ー ト を受け取ります。
ローソン・ミニストップでの申し込み
ローソン・ミニストップでは「Loppi」という情報端末機になります。コンビニ名は違いますが、置いてある機械は同じです!
step
1Loppiにタッチ
Loppiの「学び・教育・各種検定試験」に進んでください。
step
2「各種検定試験申込み・英語検定等」をタッチ
「各種検定試験申込み・英語検定等」をタッチしてください。
step
3「英検(実用英語技能検定)」を選択
次の画面で「英検(実用英語技能検定)」をタッチし、次の画面に進んでください。
step
4支払伝票が発券されます
申し込み後に支払伝票がLoppiから発券されます。
step
5レジにてお支払い
30分に以内に払込票をレジに持って行き、検定料を支払って領収書・レ シ ー ト を受け取ります。
ファミリーマートでの申し込み
ファミリーマートでは「Famiポート」という情報端末機になります。コンビニ名は違いますが、置いてある機械は同じです!
step
1Famiポートにタッチ
Famiポートの「申込・請求」をタッチしてください。
step
2「学び・教育」をタッチ
次の画面で「学び・教育」をタッチしてください。
step
3「英検(実用英語技能検定)」を選択
次の画面で「英検(実用英語技能検定)」をタッチし、次の画面に進んでください。
step
4支払伝票が発券されます
申し込み後に支払伝票がFamiポートから発券されます。
step
5レジにてお支払い
30分に以内に払込票をレジに持って行き、検定料を支払って領収書・レ シ ー ト を受け取ります。
ポイント
- 30分以内にお支払いを完了しない場合は、入力情報が自動的にキャンセルされます。
- 領収書は大切に保管してください。
- 受験票が英検の1週間前までに郵送で届きます。
英検3級のレベルと必要な語彙数・勉強時間

さて、合格のためには、どのくらいのレベルが求められるのでしょうか。
英検3級のレベルは「中学校卒業程度」とされ、合格に必要な語彙数は約1,250~2,100語とされています。
英検3級の合格には、中学3年間で学習する英語の基礎的な語彙・文法事項をしっかりと身につけている必要があります。
合格に必要な勉強時間は現在の英語力で大きく変わりますが、すでにある程度理解している人なら15時間程度、英検4級レベルからのスタートなら200時間程度が目安です。
自分に合った計画的な学習を心がけ、苦手分野を重点的に復習するのがおすすめです。
英検3級の合格点まとめ
英検3級の合格点は、一次試験でCSEスコア1103点(素点換算で約64%)、二次試験で353点(素点換算で約61%)が目安です。
一次試験の合格率は約50~55%と決して高くはなく、万全の対策が欠かせません。合格のためには、語彙・文法・読解・聴解・ライティング・スピーキングのバランスの取れた学習が大切です。
難しいと感じる時もあるかもしれませんが、諦めずに学習を続けることが何より大切です。全力で取り組み、実力を存分に発揮して、英検3級合格という目標を達成してくださいね!
まとめ
- 英検3級の合格点はCSEスコアで一次試験1103点、二次試験353点
- 英検3級の合格点の素点換算は一次試験49/76点(64%)、二次試験20/33点(61%)
- 英検3級の合格率は約50%と高くない
- 英検3級の合格には語彙・文法・読解・聴解・ライティング・スピーキングのバランスが重要
- 英検3級の合格には中学3年間の英語の基礎的な語彙・文法事項の習得が必要
- 英検3級の合格に必要な勉強時間は現在の英語力によって異なる
- 英検3級の各技能別の攻略ポイントを押さえることが大切
- 英検3級の過去問や解答を活用して本番の出題傾向や時間配分を把握することが重要
- 英検3級合格者の体験談から学ぶコツがある
- 英検3級の合格ラインは一次試験で得点率67%、二次試験で65%が目安
- 英検3級のライティングを0点にして合格を狙うのは危険
- 英検3級の合格のためには全ての技能のバランスを取ることが重要
- 英検3級の合格のためには目標とする得点率を高めに設定することが有効
- 英検3級の合格のためには日々の着実な学習の積み重ねが一番の近道
- 英検3級の合格のためには諦めずに学習を継続することが何より大切