親と喧嘩して、家の中がなんだか気まずい空気に…。素直に謝りたいのに、「ごめん」の一言がどうしても言い出せない。あなたもそんな経験はありませんか?
この記事では、そんなあなたのための仲直りのヒントを5つ紹介します。
LINEや料理など、あなたに合った「ごめんね」の伝え方が見つかれば、いつもの日常がきっと戻ってきますよ。
【この記事の要点】親と喧嘩した後、どうやって謝ればいいか悩みますよね。大切なのは、あなたに合った方法で「ごめんね」の気持ちを示すことです。直接言うのが難しければ、LINEや手紙でも大丈夫。料理を作ったり、肩を揉んであげたりするのも、心が伝わる素敵な方法ですよ。この記事で紹介する5つの選択肢から、今のあなたにできることを見つけてみてくださいね。
親と喧嘩した時の謝り方

ついカッとなって親と言い争ってしまった…。そんな時、どうすれば素直に謝れるのでしょうか?
喧嘩の後に「謝りたい」と思えるのは、問題を解決しようとする前向きな気持ちの表れ。これは「ストレスコーピング」と呼ばれる立派な行動なんです。

自分から謝るって、大人でもできないことがあるから本当に素晴らしい…
厚生労働省でも、「問題焦点コーピング」として定義されているんです。
問題焦点コーピング
ストレッサーそのものに働きかけて、それ自体を変化させて解決を図ろうとすること
(例:対人関係がストレッサーである場合、相手の人に直接働きかけて問題を解決する)出典元:厚生労働省 e-ヘルスネット
イライラした気持ちが落ち着き、「仲直りしたい」と冷静に思えたのなら、あと一歩です。そこで、今すぐできる5つの謝り方をお伝えします。
①LINE・メールで謝る
一番スムーズに謝る方法がLINEやメールです。会話だとまた言い合いになりそうな人でも、文章なら冷静に気持ちを伝えられます。
送信前に「これを読んだら親はどう思うかな?」と一呼吸おけるのも良い点ですね。仕事などで時間が合わない親子にも向いている方法です。
②手紙を書いて謝る
もしご両親がLINEやメールをあまり使わないなら、手紙がとても有効です。
小学6年生や中学3年生の卒業式で、親への手紙を書いた経験はありませんか?デジタルなやり取りが増えた今だからこそ、手書きの言葉は心に響くものです。

③料理を作って気持ちを伝える
料理が得意なら、オムライスにケチャップで「ごめんね」と書いてみるのはどうでしょう?きっと食卓が和やかになり、仲直りのきっかけになります。
人は美味しいものを食べると気持ちが前向きになり、心を癒やす効果もあるのでおすすめです。
怒っていても、美味しいものを食べると相手が要求を受け入れやすくなる「ランチョン・テクニック」という心理学の手法があるほどです。
④肩をマッサージしてあげながら謝る
肩こりが辛そうな親には「ちょっと肩揉ませて」と声をかけてみましょう。いつもはしないマッサージをしながらなら、素直に謝罪の気持ちを伝えやすいはずです。
小さい頃、親の肩を叩いた経験は誰にでもありますよね。親子喧嘩の最中でも、そんな懐かしいスキンシップが効果的に働くことがあります。
「ありがとう」の言葉が、仲直りの合図になるかもしれません。
➄面と向かって謝る
一番シンプルですが、ごまかしがきかない方法です。特に、筋道を立てて話したいタイプの親には効果的でしょう。仲直りしたいという気持ちを無駄にしないためにも、謝り方のポイントを見ておきましょう。
ポイント
- 最初にごめんなさいと伝える
- 自分が悪かったところを伝える
- 悪いところに今後どう向き合うか話す
- 親の感情を思いやる
- 謝罪中は何度もごめんなさいを伝える
- 親の空いている時間に合わせて謝る
謝るには技術が必要で、幼稚園や学校でも「ごめんなさい」しか教わってないですよね。実際のところ、私自身も得意ではないので、流れを意識すると上手く謝ることができます。
とりあえず謝ればいい、ごめんっていたよね…という意識だと仲直りに時間がかかってしまうため、上記の流れを紙にでも書いて思考を整理すると謝りやすいですよ!
みんなやってる親子喧嘩あるある

親とケンカしたわ
Switchボッシュートされそう
てかまたケンカの原因スマブラなんやけど このゲームケンカ起こさせ率100%
ゲームが原因の喧嘩ある。友達とボイスチャット中に、親にヘッドフォンいきなり抜かれた長男の友達がいたよ。
親とケンカしてムキになって『メシいらねえ』って言っちゃった…今日一食も食べてないや…
喧嘩して、ご飯食べないとか親が作らないってある。早く仲直りできるといいね。
行事事になる度に親とケンカする。
そうそう、行事があると親子の会話が増えるから、どうしてもケンカになりやすい!
相手への期待は6割くらいが丁度いい!

つい相手に多くを求めてしまうのが、親子の難しいところですよね。
実は、親と喧嘩する原因の一つに、お互いへの「期待の大きさ」があります。正直なところ、相手への期待を6割くらいに留めておくと、気持ちがぐっと楽になり、関係もスムーズになるかもしれません。
喧嘩した時は、自分や親に合った謝り方がおすすめ

気まずい時間は、もう終わりにしたいですよね。この記事では「親と喧嘩した時の謝り方」を5つご紹介しました。内容を振り返ってみましょう。
まとめ
- LINE・メールで謝る
- 手紙を書いて謝る
- 料理を作って気持ちを伝える
- 肩をマッサージしてあげながら謝る
- 面と向かって謝る
私自身、長女の三者面談の帰りに親子喧嘩をした経験があり、当時を思い出しながらこの記事を書いています。悩んでいるあなたのお役に少しでも立てたら嬉しいです。
親子でも「言わなくてもわかる」という魔法はありません。だからこそ、あなたに合った方法で働きかけることが大切なのです。
しかしながら、子どもの気持ちを本当に理解している親は少ないと思うので、自分の考え方や感じ方を変えるのも1つのコーピング。
ドラクエでいう回復魔法のホイミの種類をたくさん身につけて、自分の心をいやす方法もあります。親と話しても上手く仲直りできない場合は、「情動焦点コーピング」に切り替えてみると、いいかもしれません。

40代のおばちゃんも情動焦点コーピングでホイミの種類を増やしているところで、自分が客観的にみられるようになったよ!