東進ハイスクールとスタディサプリ、どちらがお子さんに合った学習サービスなのか悩んでいませんか?
本記事では、料金プラン、講師の質、学習の自由度など、様々な角度から両者を比較。
学年別のおすすめの使い方やハイブリッド型の学習法も紹介します。自分に合った学習スタイルを見つけるヒントが満載です!
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東進ハイスクールとスタディサプリを比較!どっちがおすすめ?
「東進ハイスクールとスタディサプリ、結局どっちがいいの?」「料金や授業の質に違いはあるの?」など、お子さんの学習サービス選びで悩んでいる保護者の方は多いのではないでしょうか。
結論から言えば、東進ハイスクールは難関大学合格を目指す人向け、スタディサプリは基礎学力アップや受験勉強の効率化を図りたい人向けだと言えます。ただし、それぞれのサービスには良い点も悪い点もあるので、自分の目的や予算に合わせて選ぶことが大切です。
本記事では、東進ハイスクールとスタディサプリの特徴を料金、授業の質、学習の自由度など様々な角度から徹底比較。各サービスのメリット・デメリットを理解した上で、自分に合った学習法が見つかるはずです。
受験勉強に王道はありません。型にはまらず、自分だけの学習スタイルを追求してみませんか。東進ハイスクールとスタディサプリの比較を通して、あなたなりのベストな勉強法を探っていきましょう!
東進ハイスクールの特徴と評判
東進ハイスクールは、全国展開する大手進学塾の一つです。特に難関大学合格を目指す高校生に人気で、毎年多くの合格者を輩出しています。
東進の最大の特徴は、一流講師陣による質の高い授業にあります。代々木ゼミナールや駿台予備学校などのトップ予備校出身の講師が、受験のエッセンスを凝縮した授業を展開。志望校合格のためのハイレベルな指導が受けられると評判です。
例えば、現代文の林修先生は「今でしょ!」の名セリフで有名。独特の語り口、ユーモアを交えた説明で、多くの受験生を魅了してきました。他にも、英語の大島保彦先生、数学の茂木健一郎先生など、各界の名だたる講師が東進の看板を背負っています。
ただし、質の高い授業を受けられる一方で、東進の料金の高さは大きなデメリット。授業料や教材費、模試代などを合計すると、年間で100万円以上かかるのは珍しくありません。一般家庭にとってはかなりの負担となるでしょう。
とはいえ、「代えがたい授業」「一流講師陣のもとでの切磋琢磨」など、東進でしか味わえない価値もたくさんあります。志望校合格のために、本気で努力したい人にはうってつけの環境と言えるかもしれません。
スタディサプリの強みと弱み
一方、スタディサプリは「すべての人に、平等に学ぶ機会を」をコンセプトに掲げるオンライン学習サービスです。2011年のサービス開始以来、利用者数を伸ばし続けています。
スタディサプリ最大の魅力は、リーズナブルな価格設定にあります。なんと、月額1,980円(税込)で全教科の授業動画が見放題。塾に通うことが難しい家庭でも、手軽に学習をスタートできるのが強みです。
また、いつでもどこでもスマホで勉強できる手軽さも、スタディサプリの大きな特徴。隙間時間を有効活用して、自分のペースで着実に学習を進められます。
さらに、スタディサプリの講師陣も一流ぞろい。人気予備校講師の授業をそのままオンデマンド化しているので、クオリティの高い授業が受けられます。例えば、数学の佐藤亮先生や、英語の関正生先生は、スタディサプリの人気講師として知られています。
ただし、スタディサプリにはデメリットもあります。それは、自分で学習計画を立て、モチベーションを維持し続けなくてはならないこと。学習管理やアドバイスをしてくれる専属コーチは、オプションサービス(合格特訓コース)でのみ利用可能で、ベーシックプランには付いていません。
つまり、自立した学習スタイルが身についている人や、誘惑に打ち勝つ自制心のある人には最適なサービスと言えます。一方、やる気を出し続けるのが苦手な人は、塾などの対面式サービスを併用するのがおすすめです。
東進とスタサプの料金比較
次に、東進ハイスクールとスタディサプリの料金体系を詳しく見ていきましょう。
先述の通り、スタディサプリの料金は、ベーシックプランが月額1,980円(税込)、合格特訓コースが月額9,800円(税込)となっています。
仮にベーシックプランを高校の3年間利用し続けた場合、総額は以下の通り。
- 月額1,980円 × 36ヶ月 = 71,280円
高校卒業までの3年間で、約7万円ほど。ただし、この金額にはテキスト代などは含まれていないので、オプション教材費を含めても10万円以下に収まるはずです。
一方、東進ハイスクールの料金は複雑です。学年や選択する講座数、受講形態(映像/対面)などによって料金が大きく変わります。
ごく一般的なケースとして、高校3年生が【東大本番レベル】の対面授業を5教科受講した場合の年間料金は以下の通り。
- 受講料:約65万円
- 教材費:約15万円
- 入学金:3万円
- 設備費:2万円
合計すると、年間約85万円という計算に。これに、東進が主催する各種模試の受験料なども加算されることを考えれば、1年で100万円近くの費用がかかると考えておいた方が無難でしょう。
つまり、高校3年間の総額は、300万円以上という見積もりになります。一般家庭にとって、大きな経済的負担となるのは間違いありません。
こう見ると、スタディサプリと東進ハイスクールの料金の差は歴然。授業の質や指導スタイルの違いを踏まえても、10倍以上の開きがあるのは事実です。
ただし、料金の安さだけを理由にスタディサプリを選ぶのはおすすめできません。自分の目標や学習スタイルに合ったサービスを選ぶことが何より大切。料金は重要な判断材料の一つですが、決して全てではないのです。
東進とスタサプの併用がおすすめな理由
ここからは、東進ハイスクールとスタディサプリ、それぞれの良さを活かしたハイブリッド型の学習法を提案します。
併用のメリットは何と言っても、両者の強みを掛け合わせられること。つまり、スタディサプリの低価格な授業で基礎を固め、東進の質の高い授業で応用力を養う。そんな効果的な学習が可能になるのです。
具体的な使い分け方としては、以下のようなパターンがおすすめ。
- 苦手科目の基礎固め → スタディサプリ
- 得意科目の更なる強化 → 東進ハイスクール
- 共通テスト対策の基礎固め → スタディサプリ
- 二次試験・難関大対策 → 東進ハイスクール
こうすることで、費用対効果の高い学習プランを組むことができるはず。ポイントは、自分の学力レベルや目標に合わせて、柔軟にサービスを組み合わせること。
また、どちらか一方に偏るのではなく、適度に併用することも肝心。オンラインの利便性と、対面式ならではの緊張感。両方の良さを味わうことで、モチベーションの維持にもつながります。
もちろん、自分にぴったりの学習法を見つけるには、試行錯誤が欠かせません。でも、その過程こそが、受験勉強の醍醐味とも言えるのです。東進とスタディサプリ、2つの教育サービスを上手に活用して、理想の学習スタイルを追求してみてください。
スタディサプリをやめた方がいいケースとは
ただし、状況によってはスタディサプリの利用がおすすめできないこともあるのです。
例えば、「スマホを見ると他のことに夢中になってしまう」という人は要注意。スタディサプリは基本的にスマホで学習を進めるため、エンタメアプリなどに気を取られてしまう恐れがあります。自制心が弱い人にとっては、逆効果になりかねません。
また、「質問をその場ですぐにしたい」「アドバイスを受けながら勉強を進めたい」というタイプの人にもおすすめしづらいです。スタディサプリには、講師に直接質問できるシステムがないため。
一人で黙々と勉強を進められる人には最適な学習スタイルですが、すぐにフィードバックが欲しい人にとっては、物足りなく感じるかもしれません。
こうした学習面でのデメリットに加えて、そもそも映像授業が合わない人もいるでしょう。授業を聞きながらノートを取ることが苦手な人、目と耳の情報だけでは理解が追いつかない人など。どちらかというと、対面式授業の方が向いているのかもしれません。
いずれにしても、スタディサプリは万能ではありません。自分の性格やクセをよく理解した上で、最適な学習法を選ぶことが何より大切。もしスタディサプリが合わないと感じたら、東進など他の選択肢も視野に入れてみると良いでしょう。
東進ハイスクールとスタディサプリ 学年別の選び方
小学生におすすめなのは東進オンラインとスタサプどっち?
さて、次は学年別に東進ハイスクールとスタディサプリの選び方を考えていきましょう。
まずは小学生のお子さんを持つ保護者の方へ。この時期は「勉強嫌いを作らないこと」が何より大切。無理強いはせず、楽しみながら基礎学力を身につけさせるのがポイントです。
そんな小学生におすすめなのが、スタディサプリの「小学講座」。5教科15科目が、学年ごとに体系立てて用意されているため、飽きずに継続しやすいのが魅力です。
また、1講義が10分程度と短めなのも子ども向きの秘訣。集中力が続かない小学生でも、サクッと視聴できるでしょう。料金は月額980円(税込)とリーズナブル。続けやすい価格設定も嬉しいポイントです。
一方、東進オンラインの小学生コースは、中学受験を見据えた本格的なカリキュラムが特徴。授業時間は90分と長め。受験までの長期的なスパンで学習プランを組む必要があります。
もちろん、超難関中学を目指すなら、東進オンラインの質の高い授業は見逃せません。ただし、受験勉強に早すぎるスタートを切ると、勉強嫌いになってしまう恐れも。我が子の目的や性格をよく見極めた上で、最適なサービスを選びましょう。
いずれにせよ、小学生の基礎学力づくりには、スタディサプリの方が向いていると言えそうです。まずはスタサプから始めて、徐々に東進オンラインの利用を検討するのが賢明かもしれません。
中学生向け 東進オンラインとスタサプ徹底比較
中学生になると、学習内容が一気に難しくなります。部活との両立に悩む子も多いのではないでしょうか。
そんな中学生におすすめなのが、スタディサプリの「中学講座」。定期テスト対策はもちろん、苦手科目の克服や、学校の授業の予習復習にも活用できるのが魅力です。
特に、1講座15~20分程度と短めにまとめられているのがポイント。部活前の朝練前や、学校と塾の合間など、ちょっとした隙間時間を有効活用できます。
一方、東進オンラインの中学生コースは、高校受験対策に特化したカリキュラムが用意されています。定期テスト対策の他、内申点アップのための講座など、ハイレベルな学習内容が盛りだくさん。
また、週に1回の個別カウンセリングも受けられるのが東進の強み。生徒の目標や習熟度に合わせたオーダーメイドの指導を受けることができます。
ただし、部活動との両立が厳しくなるのは必至。塾に通う時間を捻出するのが難しい中学生には、スタディサプリの方がおすすめと言えるでしょう。
つまり、中学生向けの選び方としては、「とにかく成績アップを目指したい人は東進」「効率的な勉強法を求める人はスタサプ」という基準が適切です。ただし、最終的には、自分のペースでコツコツ勉強を続けられるかどうかが合否の分かれ目。肩肘張らず、長期戦で臨む心構えが大切ですよ。
高校生必見!東進とスタサプの賢い使い分け方
いよいよ大学受験が見えてくる高校生。東進ハイスクールとスタディサプリ、両サービスの使い分けが重要になってきます。
基本的な選択基準は、「志望校のレベルに合わせて、メインで利用するサービスを決める」こと。具体的には、以下のような目安で考えると良いでしょう。
- 難関国公立大、早慶上理などの難関私大を目指す → 東進ハイスクール
- 中堅国公立大、GMARCH などのレベルの私大を目指す → スタディサプリ
もちろん、これはあくまで基準の一例。実際には、自分の学力や目標、勉強法に合わせて、柔軟に使い分けるのがベストです。
例えば、東進の授業を主軸に置きつつ、古文や地理などの苦手科目をスタディサプリで補強する。あるいは、スタサプで基礎を固めた上で、古文常識や英文法など、東進の強化講座を部分的に組み込む。そんなハイブリッド型の学習プランを意識すると良いでしょう。
ただし、両者のサービスをフル活用するとなると、それなりの費用がかかってしまいます。予算との兼ね合いも大切な判断材料。いくら良いサービスでも、支払いが苦しくては元も子もありません。
したがって、高校生におすすめの学習スタイルは、「東進を主軸に置きつつ、苦手分野をスタサプで補う」というスタンス。これなら、高クオリティな授業をリーズナブルに受けられるはずです。
受験勉強に正解はありません。東進、スタサプ、その他の選択肢。さまざまな学習法の中から、最適解を見つけ出すのは、自分自身です。スタディサプリと東進の使い分けを通して、あなただけの勝利の方程式を編み出してくださいね。
東進の映像授業とスタサプの違いは?
ここで、東進ハイスクールとスタディサプリの 「映像授業スタイルの違い」についても触れておきましょう。
まず、東進の映像授業は、「教室のライブ感」を重視しています。受講生は校舎の自習室に行き、そこに設置されたブースで授業を視聴。大画面モニターに講師の姿が映し出され、本物の教室にいるような臨場感を味わえます。
もちろん、通学する時間は必要になりますが、「教室の緊張感の中で集中して勉強に取り組みたい」という人には最適の環境。隣の席の受験生とお互いに刺激し合いながら、勉強に打ち込むことができるでしょう。
対して、スタディサプリは、PCやスマホさえあればどこでも好きな時間に授業が受けられるのが最大の特徴。外出先や移動中でも、手軽に勉強を進められるのは大きなメリットです。
授業動画の倍速再生にも対応しているので、自分のペースでサクサク学習を進めたい人に好評。隙間時間を有効に活用して、効率良く勉強を進めることができます。
一方で、授業を視聴する「場所」を選ばないがゆえに、集中力が持続しづらい面もあるのは事実。ともすれば、スマホが気になって授業に集中できない……なんてことになりかねません。
したがって、映像授業の選び方は、「自分はどんな環境で勉強に集中できるか」を考えるのがポイント。教室の緊張感が必要なら東進、時間や場所にとらわれずに勉強したいならスタサプ、といった具合です。
ただし、東進の映像授業も、最近ではオンライン配信に力を入れているのは見逃せません。自宅からリアルタイムで授業に参加できる「ハイブリッド授業」なども登場。通学時間を節約しつつ、テレビ電話で質問もできる、新しい授業スタイルとして注目を集めています。
いずれにせよ、映像授業一つをとっても、東進とスタサプにはそれぞれ独自の魅力があります。ぜひ自分なりの基準で比較検討し、最適な学習法を見つけ出してくださいね。
東進とスタサプ 化学の授業クオリティー比較
理系科目の中でも、特に評判の高い化学の授業。ここでは、東進とスタサプの化学講座を、担当講師の面から比較してみましょう。
東進の化学講座と言えば、予備校界きってのカリスマ講師、佐藤智博先生の存在が欠かせません。「佐藤化学」の名で知られる佐藤先生は、駿台予備学校などの名門予備校で長年教鞭をとってきたベテラン。
佐藤先生の授業は、化学の本質的な理解を重視しているのが特徴。「なぜそうなるのか」「どういう原理が働いているのか」など、暗記だけでは得られない化学的思考力を鍛えてくれます。
授業では実験動画なども数多く取り入れられ、化学の面白さを体感的に学べるのも魅力。佐藤先生の丁寧な解説と相まって、苦手意識をガラリと変えてくれるはずです。
一方、スタディサプリの化学講座は、現役の予備校講師、松本雄一郎先生が担当しています。駿台予備学校などでも活躍する松本先生は、化学の基本事項をわかりやすく説明することに定評があります。
松本先生の授業は、重要ポイントを過不足なく整理するのが得意。生徒のつまずきやすい箇所を的確に押さえ、ステップを踏んだ解説で理解へと導いてくれます。
また、松本先生は授業中の雰囲気作りにも気を配っているそう。時折ユーモアを交えつつ、和やかな語り口で生徒を引き付ける。眠くならない工夫が、あちこちに散りばめられています。
ただし、化学の学習には数学的な思考力も必要不可欠。特に化学反応式や無機化学の計算問題などは、ハードルが高いと感じる人も多いでしょう。
そんな時は、スタディサプリの「高校数学」講座を併用してみるのもおすすめ。代数や関数など、化学に必要な数学の単元を集中的に学ぶことで、苦手意識は和らぐはずです。
化学の教科書だけでは物足りない。でも難しすぎる参考書は敬遠してしまう。そんな人は、ぜひ東進かスタサプの化学講座に挑戦してみてください。きっと化学の新しい扉が開かれるはずです。
スタディサプリはいくらかかりますか?
ここで、改めてスタディサプリの料金体系を確認しておきましょう。
スタディサプリには、大きく分けて2つのプランがあります。
- ベーシックプラン:月額1,980円(税込)
- 合格特訓プラン :月額9,800円(税込)
ベーシックプランは、動画授業が見放題になるスタンダードなコース。月額1,980円で、全学年・全教科の授業動画を、無制限に視聴できます。
仮に高校の3年間、ベーシックプランを利用し続けるなら、総額は以下の通り。
- 月額1,980円 × 36ヶ月 = 71,280円
つまり、3年間でおよそ7万円ほど。ただし、この金額にはテキスト代などは含まれていないので、オプション教材費を含めても10万円以下に収まるはずです。
一方、合格特訓プランは、ベーシックプランの内容に加えて、個別指導などの特典がついた贅沢なコース。専属コーチによる学習管理や、LINE質問回答など、手厚いサポートを受けられます。
とはいえ、この2つのプラン以外にも、別途料金が発生する場合があるので注意。例えば、スタディサプリオリジナルの教材を購入する際は、追加の費用が必要です。
また、合格特訓プランに含まれる専属コーチとの面談も、月に1〜3回程度。それ以上の頻度でサポートを受けたい場合は、別途料金がかかります。
それでも、他の予備校や通信教育に比べると、スタディサプリの料金の安さは際立っています。1年間で10万円以下というのは、かなりリーズナブルな部類と言えるでしょう。
受験勉強の費用を抑えたい人、なるべく低予算で効果的な学習を進めたい人には、うってつけのサービスだと思います。気になる人は、ぜひ一度料金プランを比較検討してみてくださいね。
東進ハイスクールと東進予備校の違いは何ですか?
「東進と言えば予備校でしょ?」そう思っている人も多いかもしれません。でも実は、東進ハイスクールと東進予備校は、似て非なるサービスなのです。
まず、東進ハイスクールは、高校生のための総合的な進学塾。つまり、学校の勉強から大学受験までを一気通貫でサポートするのが、東進ハイスクールの役割です。
東進ハイスクールの授業は、基本的に映像形式。全国の提携校舎に通って、そこで授業を受けるスタイルが一般的です。また、各校舎では、定期テスト対策など、地域の学校の進度に合わせた指導も行われています。
一方、東進予備校は、「大学受験専門」の予備校。代々木ゼミナールや駿台予備学校など、大手予備校出身の講師陣を揃え、受験指導のプロフェッショナル集団とも言えます。
東進予備校の最大の特徴は、ハイレベルな受験指導にあります。東大、京大、医学部など、難関中の難関を志望する生徒が集います。彼らを志望校合格へと導くため、東進予備校の講師陣は、高度な専門知識を駆使した授業を展開しているのです。
したがって、東進ハイスクールと東進予備校、その位置付けは大きく異なります。「高校の勉強から受験までをトータルでカバーしたい」なら東進ハイスクール、「ピンポイントで難関大突破を目指したい」なら東進予備校がおすすめと言えるでしょう。
ただし、両者の垣根が完全に分かれているわけではありません。実は、東進ハイスクールの中にも、「ハイステージ」と呼ばれる、ハイレベルなコースが存在しているのです。
ハイステージは、東大・京大などの難関大学を志望する高校生を対象にした特別コース。一般的な東進ハイスクールの授業とは別に、特別カリキュラムが組まれています。
その指導内容たるや、東進予備校に引けを取らない高いレベル。ハイステージの講師陣の中には、東進予備校との兼任者もいるとか。
つまり、東進予備校のエッセンスを、東進ハイスクールの中で味わえるようになっているわけです。将来的には、ますます両者のシナジー(相乗効果)が高まっていくことでしょう。
いずれにせよ、自分のレベルや目的に合わせて、最適な進学塾を選ぶことが何より大切。東進ハイスクールにするか、東進予備校にするか、それとも両者を使い分けるか。
ぜひ自分なりの基準で見極めて、合格への近道を探してみてくださいね。
東進ハイスクールと河合塾の違いは何ですか?
最後に、東進ハイスクールともう一つの大手進学塾、河合塾の違いについても触れておきましょう。
まず、東進と河合塾では、本拠地となる地域が大きく異なります。東進ハイスクールは首都圏中心のドミナント戦略を取っているのに対し、河合塾は関西地区で圧倒的なシェアを誇っています。
この違いは、歴史的経緯とも無縁ではありません。東進は、もともと関東の進学塾だったのが全国展開していったのに対し、河合塾は関西の地で着実に基盤を築いてきました。それぞれの地域性が、今に至るまで色濃く反映されているのです。
次に、指導スタイルの違いにも注目したいと思います。先にも述べた通り、東進ハイスクールの主軸は「映像授業」。対して、河合塾は「対面指導」を重視しています。
河合塾の授業では、講師と生徒の距離が近いのが特徴。質問や雑談を交えながら、アットホームな雰囲気の中で授業が進められます。また、授業前後の「プレテスト」「単元別テスト」など、一人一人の理解度に合わせた、きめ細やかなフォローも河合塾の魅力と言えるでしょう。
一方、東進ハイスクールの授業スタイルは、どちらかと言えば効率性や利便性を重視しています。映像授業なら、何度でも好きなだけ見返すことができます。自分のペースで、じっくりと復習に取り組めるのは大きなメリットだと思います。
さらに、指導理念にも違いが見られます。東進ハイスクールは、「志望校合格のための必要十分な学力を身につける」ことに特化しているのが特徴。大学入試に直結する知識を、ダイレクトに伝授してくれます。
一方、河合塾は「大学受験を通して人格形成を図る」という指導理念を掲げています。単なる受験テクニックではなく、それを通して思考力や人間性を磨くことに主眼が置かれているのです。
もちろん、東進も河合塾も、受験指導のレベルは非常に高いと評判。それに、両者とも、メンタルケアなど、生徒の精神面のサポートには注力しています。
したがって、東進か河合塾かの選択は、「自分に合ったスタイルはどちらか」という視点で考えるのがおすすめ。映像授業中心でガツガツ受験勉強を進めたいなら東進、アットホームな雰囲気の中で人格形成も目指したいなら河合塾と、そんな具合です。
いずれにせよ、最終的に合否を分けるのは、他でもない自分自身。周囲に流されるのではなく、自分に正直に、理想の進学塾を探し当ててくださいね。きっとあなたにぴったりの学習スタイルが見つかるはずですから。
スタディサプリは高校生にいくらかかりますか?
最後に、スタディサプリの高校生向け料金プランを、改めて整理しておきましょう。
前述の通り、スタディサプリのメインプランは以下の2つ。
- ベーシックプラン :月額1,980円(税込)
- 合格特訓プラン :月額9,800円(税込)
仮に高校の3年間、ベーシックプランを利用し続けた場合、かかる費用は以下の計算式で求められます。
1,980円 × 36ヶ月 = 71,280円
つまり、高校卒業までに「7万円強」の費用で済むということ。しかも、この金額には授業動画の見放題に加えて、テスト対策講座なども含まれています。
正直なところ、この料金の安さには驚かされます。他の予備校の費用と比べても、あまりにも低価格。例えば、東進ハイスクールの高校3年間の総額が「120万円以上」と言われているのを考えれば、その差は歴然としています。
ただ、ここで気を付けたいのが、「本当に安いだけのサービスなのか?」という点。料金の安さに釣られて飛びついては、後で後悔する羽目になりかねません。
でも、ご安心を。スタディサプリの講師陣は、河合塾や駿台予備学校など、超一流予備校出身者ばかり。彼らの授業クオリティは、一般的な予備校と比べても、決して引けを取りません。
つまり、低価格でありながら、高品質な授業動画が視聴できるというのがスタディサプリの最大の強み。「安かろう、悪かろう」などではけっしてないのです。
また、ベーシックプランのリーズナブルな料金設定は、高校生活の選択肢を広げてくれるとも言えます。
例えば、浮いた費用で、興味のある書籍を何冊か購入する。あるいは、志望校に関する情報収集のため、大学見学に出かける。そうした"予備校以外の活動"にも、思う存分取り組めるわけです。
受験勉強は、詰め込み型の学習だけが全てではありません。幅広い知識を身につけ、多様な経験を積むことで、初めて本当の意味での学力が養われるのだと思います。
その意味で、スタディサプリの低価格設定は、高校生の可能性を引き出すチャンスとも言えるでしょう。自分なりのスタイルで、充実した高校生活を送ってくださいね。
まとめ:あなたに合った学習法を選ぼう
まとめると、東進は対面指導の手厚さ、スタサプは利便性と安さが魅力です。
しかし、受験生一人一人の事情は異なるため、決定的な正解はありません。部活との両立なら時間の融通が利くスタサプ、授業中の質問や友人との切磋琢磨を重視するなら東進の対面指導が適しているでしょう。
大切なのは自分に合った学習法を見つけ出すこと。
失敗や困難もありますが、それも学びの一つ。受験勉強で得た経験は、必ず将来の糧になります。
受験生の皆さん、夢に向かって頑張るあなたを心から応援しています。東進でもスタサプでも、自分だけの勝利の方程式を見つけてください。合格の栄冠は、きっとあなたのものになるはずです。
まとめ
- 東進ハイスクールとスタディサプリの特徴や料金、講師、コースを多角的に比較している
- 東進は対面指導の手厚さ、スタサプは利便性の高さが売り
- 料金面ではスタサプの圧倒的な安さが目を引く
- 東進は難関大学合格を目指す人向け、スタサプは基礎学力アップや受験勉強の効率化を図りたい人向け
- 学年別のおすすめの使い方として、小学生はスタサプ、中学生は併用、高校生は東進メインでスタサプで補強がおすすめ
- 東進の映像授業は教室のライブ感を重視し、スタサプはいつでもどこでも好きな時間に受講できる
- 東進の化学は知識の本質的理解、スタサプは基本事項のわかりやすい説明に定評がある
- 東進ハイスクールは高校の勉強から大学受験までのトータルな指導、東進予備校は大学受験専門の予備校
- 東進は首都圏中心、河合塾は関西地区で展開しており、指導スタイルや理念にも違いがある
- 高校3年間でスタサプのベーシックプランなら7万円強、東進なら120万以上の費用がかかる
- 結局は自分に合った学習法を見つけ出すことが肝心で、他者に流されず自分なりの答えを導き出すことが大切