この記事では「インフルエンザ(感染症)の学級閉鎖」についてまとめています。
学級閉鎖って何人休んだらなるの?
いったいどこで学級閉鎖なの?
っという疑問に答えます。
特に受験生や小さいお子さんをお持ちのお母さんに、知っていただき家庭での対策に役立てていただきたいと思います。
それでは、例年ではあり得ないほどの速さで学級閉鎖になったインフルエンザにお伝えします!
インフルエンザ(感染症)学級閉鎖は何人休むとなるの?
明確な全国基準はありません。
学級閉鎖は、日本学校保健会が定めているもので
臨時休業は、一般的には、欠席率が通常時の欠席率より急激に増加したり、罹患者が急激に多くなったときにその状況と地域におけるその感染症の流行状況等を考慮し、決定されるものですが、それにはその規模により学級(学年)閉鎖と学校閉鎖が選択されます。
日本学校保健会専務理事 雪下國雄さんインタビュー
出典:日本学校保健会
欠席者の割合は明言していないんです。
では、なぜはっきり決まっていないのでしょうか。
それは、欠席者の割合基準を10%にした場合について考えてみましょう。
日本全国のクラス編成は、小さな学校だと5人のクラスもあれば、大きな学校では40人のクラスもありますね。
そこで、学級閉鎖の欠席者の割合が10%としてしまうと、小さな学校は1人休んだだけで閉鎖になってしまいます。
しかも、何回も学級閉鎖になってしまいますね。
実際に、学級閉鎖になる時ってどんな人数で判断が行われているのでしょうか。
インフルエンザ(感染症)の学級閉鎖ってどう決めてるの?
インフルエンザとみられる症状で、欠席している人数が4分の1または3分の1以上になった場合、多くの学校が学級閉鎖しています。
全校生徒が400人の場合について考えてみましょう。
400人の10%は、40人。
この時点で、学年閉鎖になります。
どの時点で、学級閉鎖になるのかは教育委員会が校長から報告を受けて決定します。
インフルエンザが拡大してしまったら、学年閉鎖もありますね。
百日咳の場合も出席停止になる
血液検査の結果、小学生の息子が百日咳だと判明。かかりつけの耳鼻科の先生から、通っている小学校へ連絡をしていただいたところ出席停止扱いの感染症だとわかりました。
学校により出席停止にならないところもあるので、通っている小学校などに確認してみるといいと思います。
5年生の皆勤賞が目標だったので安心。週末が入ったので4日間の欠席で済みました。
百日咳になった家庭に注意してほしい3つのこと
注意点
- 百日咳の潜伏期間は、1週間〜10日
- 家族にも感染する
- 発熱しない場合もある
- 小児喘息だった息子の薬は耳鼻科で10種類
息子が百日咳に感染したのは、小学校。となりのクラスに発熱がなかったため、欠席することなく登校していた子が百日咳でした。
症状には差があり、発熱しない場合もあります。感染力が高いので、同居中の祖母にうつってしましました。抵抗力の低い家族がいたら注意してくださいね。
インフルエンザになったら気を付けたい異常行動
注意点
- いきなり立ち上がって、部屋から出ようとする
- いきなり窓をあけて、ベンランダに出ようとする
- 話しかけても、全く反応しない
- 襲われれたと思い、外に飛び出す
- 訳の分からないことを言って、泣きながら部屋を動き回る
心配な異常行動は、平成21年から平成29年の8年間で404件。年間約50件も発生し、異常行動の78%が未成年によって起こっています。
とにかく動き出すようで、大きなお子さんの場合大変ですね。
ここは、母親が元気で看病できるよにいっぱい食べておかなくては…看病は、体力勝負ですから万全でいたいです!
インフルエンザ(感染症)は1/4が休んだら学級閉鎖
この記事では「インフルエンザ(感染症)の学級閉鎖」についてまとめました。
まとめ
- 出席停止が クラスの4分の1に満たない場合でも学級閉鎖あり
子どもの学級閉鎖の様子では、クラスの4分の1に満たない場合でも学級閉鎖していますので学校の対応の差があります。
問題は我が子がインフルエンザにならないことですから、予防をして乗り切りましょう!