この記事は、「弓道の道具にかかる費用や審査料」について紹介します。
子供が弓道部に入りたいというと、お金のことって気になりますよね…
道具はどんなものを買うの?
っという疑問に答えます。
弓道経験者は少ないから、相談しにくい…
費用は高いって聞くから子供がやりたいって言ってもなぁっと言うのが親としては心配ですよね!
そこで弓道部に入って全国大会まで行った我が家が、初めて弓道をやる中学生・高校生の保護者に向けてまとめました!
弓道に必要なもの・道具の費用(お金)はいくら?
どんな道具に10万円かかるのか、これから詳しく説明していきますね。
ゴム弓【2,600円~】
初心者は、このゴム弓からスタートします。実際に、弓が引けるようになっても大切な道具なのです!
野球でいうバットのようなもので、弓道でも素引きとして自宅でも活用しますよ。
弓道用鹿革製手袋 (かけ) 【7,200円~】
弓を引くための道具で、鹿革製の手袋状のもの。
原則として弓は左手、かけは右手にはめ、弦(つる)は親指根に掛けて弓を引きます。
その時に弦から右手親指を保護するために使うんですよ!
我が子が買ったのは、黒で紐の部分がムラサキのも。弓道具店が、学校へ来て販売しました。
道着【12,000円~】
弓道の道着は、「袴(はかま)」とよく言い、剣道で着るものに似ています。
男女で若干の差がありますので、お古をもらう時には確認するといいですね。
ほとんど買い替えることはなく、背の低い子は裾上げして履いています!
巻きわら矢 (1本) 購入【1,500円~】
巻藁矢(まきわらや)というのは、お稽古用の矢。弓道では、藁(わら)の的に向かって矢を放つことがあります。
その際、突き抜けることのない専用の矢を使用します!ネット通販では柄が入った可愛い巻きわら矢も売ってますよ。
的前用矢(6本)購入【14,500円~】
文字通り、正式な的の前でうつ矢です。基本的には、4射なので2本は予備になります。
1年使うと、羽が傷んでくるので買い換えを検討しました。3年間で、3回購入しました!
年々道具の、目利きが良くなってきます。一番好きな矢は、千代紙(折り紙)を使用している数少ないものでした。
この矢で、関東大会出場決定の1中を決めたんですっ(≧∀≦)
「近くに弓道具店なんてないよ~」という方は多いはずなので、楽天・Amazon・ヤフーショッピングで買ってくだいね。
我が家も最寄りの弓具店まで1時間半もかかったので、一度も行ったことがありません…
特に、矢のオーダーメイドはおすすめですよ!3年間弓道をやるなら、最低1回は買い換えることになると思いますよ٩( 'ω' )
矢筒 購入【3,000円~】
矢を入れる収納ケースです。巻きわら矢と的前用矢が全部入ります。的前用矢とコーディネートして選ぶ子が多い。
やはり我が子も、パステルピンクで合わせました!
子供たちは、友達とかぶらないように意識していたらしいです。うちの場合ですが、3年間同じものを使いました。
わかるなぁ…一目で自分のだと気付くし良いですね。男子は、ミズノ製が人気らしいですよ。
弓 購入【25,000円~】
弓は、高いものだと10万円以上する品もあります。初心者の場合は、25,000円程の「楓(かえで)」「練心(ねりしん)」あたりがオススメです!
このレベルでも、学生の全国大会で使っている方も多くいるので心配ありませんよ。
弓道の教科書【1,200円~】
部活の時は、弓道場にあるこの本では部員と共有なので、いつでも読めるように買ってみました。当らない時や、フォームの見直しで射形にクセがつてしまった時に役立ちましたよ。
部員で早気になってしまった子がいたらしくて、当たらないと悩んで読んでいたとか。基本の動作である足踏み(歩き方)・打ち起こし・打ち方・押手・会などを確認します!
実際に我が家でも買って顧問の先生オススメの本です。説明が、細かくて良かったです。どの本にしようか迷っている方には、いいと思いますね。
弱点克服のための、方法も書かれていましたー!この弓道教科書は、初心者から上級者まで使える本です。入部を決めたなら、1冊は手元においておきたい!
30日間無料体験できるので、どんな動画配信か試してみるといいですね。
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弓道審査料金はいくら?
審査会というのは、弓道の検定試験です。
審査会に向けてのコツもお伝えしますよ〜(下の費用は、弓道連盟が言っている金額です!)
級位
審査料:2050円かかりました!
級位とは、はじめて弓道の審査会に参加して試験を受ける場合は、全員が級位というステージからスタート。
ざっくばらんに言うと5級がいちばん下手っぴさん、続いて4級・3級・2級というランクがあるんです。
審査を受ける前に、申込書を書きますのでココには級を指定しない無指定と記入。そうすることで、審査当日に級を超えて審査してもらえます。
我が家の、射形(弓をひくフォーム)が綺麗な子は1回目の審査会で、いきなり1級(初段と呼ばれています)に合格した強者でありました。スタートしてから、10ヶ月!
弓道は、最初にマスターする射形が命です。退屈に感じる素引きですが、ゴム弓とお友達になって下さいね。話がそれてしまいましたね…元に戻しまーす!
合格すると、登録料がかかってしまう。英検や漢検は、かからないでしょ。なんだか不思議ですね。
プラスでかかる費用は、級位で1030円になります。気をつけて欲しいのが、我が家のケースです。
1回目の審査会で、初段になると級位とは別料金になるから大変。初段の登録料は、下の段落で説明しますね。
初段
審査料:2050円
級位と比べると、2倍高くなります。審査の科目も、実技に加えて筆記試験があるかだと思います。合格した場合にかかる登録料は3100円です。級位の3倍かかりますよー。
我が家の失敗は、初段にいきなり合格するとは考えていなかったからお金がたりませんでした。
余分に持っていた部員さんがいて、貸してもらうことができたんです!
二段
審査料:3100円
検定料金も、だいぶ高くなってきました。二段は、一発合格するというのは聞いたことがありませんので何回かチャレンジすることになるでしょう。
登録料は、4100円です。段位は、何もかもが高いです(T . T)しかし、履歴書に書けるものですから頑張って出してあげて下さい。
この当たりの試験になると、何回も受験しているケースが多いですね。だから、受験料がもったいないとうるさく言われてしまうお子さんもいるみたい・・・
部員にいた、県内での公式試合にて最も的中率の高かった選手でも2回目での合格だったほどです。
我が家は、中1で初段に受かってから二段になるまでに3回目での合格だったので確かにもったいない気はします。
しかし中学生では、本当に難しいのでトライするお子さんを応援しましょう!
また、弓道二段は中学生で取得できる最高段位でもあるんです。
弓道の審査会
審査会は、どんな風に進行していくのかというと会場は、地区大会などが行こなわれている弓道場でやります。地区大会などですね。
朝、8時には受付が済んでいるように片道30分の場所へ1時間前には出発しています。受付開始の30分前には、道場へ着いていると安心ですよ!
どんな流れなのかといいますと、級位を受験する人たちから実技からスタート。
誕生日の順に、呼ばれていきます。うちは、3月生まれなので常に1番でのスタートでした・・・
級位の合否は、お昼の12時に発表されることが多かったですね。段位の合否は、午後2時ごろが多かったです。
段位級になると、みんな射形が綺麗なので見学するといいかも。会(かい)が長くて優雅な人もいるのでオススメです。
段位の人は、午前中に筆記試験を受けてから午後に実技です!「射法八節は、ノートに書きながら覚えるといいですよ」手と目と声を出して、五感をフル活用するとばっちりですから!
審査会の筆記試験の内容は、以下の弓道教本から出題。
あとは、実技が全部で2射ですから全て当たれば(皆中)すれば合格するでしょう。かっこいいですよぉ〜。
「スパーンッ!!」というなんとも言えない、的に当たった時の音を味わって下さい。
弓道についての知識はアニメや漫画がわかりやすい
子供が弓道をやりたいって言った時に私は、弓道について全く分からなかったので、まずは弓道アニメを見ることにしました。
弓道の教科書的なものもあるけど、アニメや漫画から入った方がイメージしやすいですよ!
中高生のお子さんがいるなら、一緒に楽しめるしいいと思います。
弓道部のQ&A
弓道の矢の値段は高校生と中学生では違うの?
学年で矢の値段が変わることはありません!矢は素材によって値段が違ってきます。
なので知人の使った矢であっても、羽がキレイな状態であれば使って大丈夫です。
弓道具が買えない場合はどうすればいい?
弓道具の購入が難しい場合は、所属したい弓道部の顧問へ相談すると、先輩が寄付してくださった道具を貸してもらえます。
どこの道場へ行っても、予備の道具がおいてあるものなので遠慮なく相談してください。
道具も使わずに保管してあるよりも、使ってもらった方が本来の意味がありますので、心配しないで大丈夫!
最も金額が高いのが弓ですが、学校のものを3年間使う子も意外と多いので顧問の先生に聞いてみるのもいいと思います。部長さんは40,000円相当の弓を3年間借りていました。
弓道部は「お金持ちじゃないとできなーい!」なんていうのは、うわさ話ですね。やりたいことが弓道なら、ぜひやってほしいなぁと思います。
弓道部って道具の他に必要なものは?
わたしの経験上では、保護者の車出しがない部活ではバス代がかかる。
部員30名ほどで、地区大会や県大会・強化練習会に行くと中型バスに乗っていきますので1回あたり約3000円かかっていました。
1ヶ月に大会が多い時は、3回あります。弓道の大会は、個人戦の日と団体戦の日に分かれていますから2日間連続。
そうすると、シーズン中の5月から10月くらいまではバスに乗る学校であれば別途予算を組んでおいてください。
シーズンオフには、地域の小さな大会がある程度なので、あまりかからないでしょう!消耗品は、蔓(つる)が1000円位。あとは、テーピング程度ですね。
他の部活とのお金(費用)の差はいくら?
私が中学生の時にやっていたテニスは、15000円ほどのラケットと10000円ほどのテニスシューズ(1年で25,000円)を毎年、買いかえていたの3年間で75000円もかかるんですよ!
いちばん目からウロコだったのは、卓球部ですね。費用は、あまりかからない印象があったので意外でした!それは、ラケットのラバーってわかりますか?ラケットの表面にあるボツボツしているゴム。
あれは、3ヶ月に1回スポーツ用品店での交換が必要で1回あたり10000円もするという話を、グチがてら聞きました。
弓道部は、そんなにかからないから安心して下さいね。
部活選びのポイント
中学校に入学してすぐ、部活動見学を1週間ほどで済ませて部活決定。悩んでいる時間がないんですよ!子供達は、もっと考えたいのにかわいそう(>_<)
この記事を読んでいただいている方には後悔してほしくないので、進学する学校の部活を調べて子供と話しておくとスムーズです。
ウチも、実際に先輩ママから情報を頂いて絞り込んでおきました。
その際には、保護者会があるのか車出しがあるのかというのは、保護者にとって大切なポイントです。なぜなら、保護者会あると役員選出があります。会長さんになったら、たいへーん。
車出しがある部活では、大会や試合での交通費(バス代や電車代)はかからない一方で、朝早いと6時前から出発。
弓道部は、朝の5時半集合何回かありましたねぇ。夕方の6時頃までの12時間近くとられてしまいます(苦笑)
弓道部の費用まとめ
3年間でかかったお金は、道具だけでやっぱり10万円ほどでしたね。
しかーし、よく考えてもらいたのが3年間でかかる道具の費用が10万円ですからね!1年間あたりで見ると、年間で3万円なのでそんなに高額じゃないんです。
弓道は集中力もアップするから、学生にはいいです。子どものやってみたいを、応援できるといいですね!