この記事では「大学受験の調査書作成」についてまとめています。
大学入試改革に向けて、大学入試改革により調査書の重要性が高まる!
そこで、我が家も改革1年目となる大学入試を見据えて調査書の作成するポイントを調べてみることにしました。
この記事は、はじめて大学受験をする人に向けて書いています。
大学受験の調査書ってなに?
記録することができる内容
- 成績
- 健康状態
- ボランティア
- 探究活動
- 生徒会
- 部活動
- 表彰
- 資格
- 検定
最近では、英語の外部試験を使うとか使わないという問題までおきています。
進学校だと1年生から活動内容を記録するように指導がありますが、忙しい学校生活の中で書き留めておくのは難しい…
調査書のポートフォリオってなに?
ポートフォリオとは、高校3年間の記録をデジタル化して残すシステムのこと。
記録する内容は、部活や学校以外の活動で残した成果など、さまざまな活動の記録を残すことができます。
それでは、何のためにどうしてポートフォリオに残す必要があるのでしょうか。
調査書はどうして必要なのか?
新しい大学入試では、受験者を総合的に評価する入試へと変化。
高校1年生の時期から、ポートフォリオに記録できるよう目標を持って過ごすようになりました。
そもそも、ポートフォリオの意味すらわかっていなかった…
調査書については、1年生のうちから記録しておくといいです。なぜなら、体験したときの気持ちは思い出すのが大変だから。
① 高校生活を振り返ることで、入試改革で求められる3つの向上につながりやすくなります。
新しい入試で要求される3つのポイント
・自ら主体性を持って、さまざまな人々と協働して姿勢
・表現力/判断力/思考力
・知識/技能
② 新しい入試で[活動報告書]などの提出が求められた場合に役立ちます。
一般入試よりも、推薦入試やAO入試でポートフォリオが活躍することになります。
ここで、少し推薦入試とAO入試について触れておきます。
私自身、大学受験の関連語句が全くわからなかったので同じような方には参考になるのではないでしょうか。
大学受験の調査書で困る3つの理由
課外活動をしなかった。
積極性の低い方は、何かやりたいけど、何をやればいいのかわからないというまま高校3年生であってしまう受験生も多いようです。
確かに、高校生の生活は中学生より忙しくなるので仕方ないのかもしれません。
しかし、高校1年生のうちから調査書作成のためと言いうか大学受験のために課外活動はやっておくべきです。
高校3年になると、本当に時間がありません。
もし、積極性が低い方なら学校での生徒会活動や部活での活躍は考えにくいでしょう。
それが、課外活動なら自分で決められるのでやりやすいというメリットがあります。
我が家は、まさにこのタイプなので今年の夏休みを利用して何かやってみようと思います。
ボランティアなら、特に評価が高いのものがあります。
それは、政府やNPO団体が主催しているものが高評価なので参考にしてください。
志望大学が必要としている学生像を知らなかった。
AO入試で解説しましたが、大学側が必要としている学生像(アドミッションポリシー)を知らないと見当違いの活動をしてしまう可能性があります。
せっかく、課外活動をするなら必要とされている学生像を明確にして取り組むことをおすすめします。
志望大学が行う入試で、何がどのように評価されるか知らなかった。
入試方法は、受験タイプによってさまざまです。
高校受験の時にはなかったほどの種類があるので、志望大学の学部と学科までよく調べておく必要があります。
正確な情報を得るためには、大学のホームページもいいですが入試要項は長々と書いてありますので、一番おすすめなのはオープンキャンパスです。
遠くて行けなのであれば、大学の資料請求をしましょう。
しかし、毎年変更になるところがあるので最新の資料でないと意味がありません。
大学受験の調査書はいつから準備する?
調査書はいつから準備した方がいいのか、それは高校1年生からです。
いちばん時間に余裕があるので、間違いないでしょう。
私は大学へ提出する書類は、高校3年間で作り上げていくものだと思っています。
もちろん、受験生だけでは不可能なので親も協力しなくてはなりません。
とくに、夏休みには各地で課外活動ができるイベントがあります。
年間の中でも、取り組みやすい時期なので夏休みが狙い目です。
春先から、イベントの案内が始まるので早めのチェックが必要です。
女子限定などの人気のものは、定員になるのがとても早い。
出遅れてしまった我が家は、検索しまくっております(苦笑)
大学推薦入試の公募推薦/指定校推薦とは?
大学推薦入試とは、大まかに分けて[公募推薦/指定校推薦]の2つに分かれます。
公募推薦
公募推薦の入試は、
- 大学側が求める出願条件を満たしていること。
- 高校の校長の推薦があること。
この2つを満たしていれば、どこの高校に在籍していても出願できます。
合否は、高校の成績を平均して評価したもの+面接+小論文=合否
しかし、次の指定校制は違ってくるのでみていきましょう。
指定校推薦
指定校推薦の入試は、
- 大学側が指定した高校の生徒のみ出願できます。
- 大学側が求める出願条件を満たしていること。
- 高校の校長の推薦があること。
大学側が指定した高校の生徒のみ出願というのは、
高校側と、大学側の両者において良好な関係が維持できている場合にだけ成立しているシステムです。
この関係性は、毎年見直されていますので指定校が明確に言えないという理由になります。
それでは、どんなことが関係が良好なのかとみなされるのでしょうか。
よく言われていることが、大学へ指定校制の入試で入った生徒が良い行いをしているかどうか…
入学後の行方を、よくみられて良ければ指定校制が継続となるようです。
後は、公募制と同じ内容となっています。
大学推薦入試のポイント
国立大学は、公募制のみでどこの高校からでも出願できます。
しかし、国立大学は推薦の公募制入試でもセンター試験を課しているところが多いです。
私立大学は、推薦入試やAO入試で約5割を受け入れているほど増加。
これまで大学入試の推薦入試には、公募推薦•指定校推薦があることがわかりました。
次に、AO入試についてみていきましょう。
AO入試
AOって何の略かといいますと、
アドミッションズ•オフィスの略=大学側が求める生徒像ということになります。
この、大学側が求める生徒像というところがポイントで強い志望動機が必要になります。
どんなことが学びたいのか意欲や関心、適性を重視して行う大学入試です。
簡単に推薦入試とAO入試ついて触れておこうとしましたが、長くなってしましました…
しかし、私立大学の約半数が推薦入試とAO入試にて選出されているので、知っておかなければなりません。
解説してきた2つの入試には、出願時に提出しなければならないものがあります。それが、調査書なのです。
大学の調査書はここを見られている!
成績
いちばん重要視されているのは、「成績」
欠席日数
意外と見られているのは、欠席日数。
また早退よりも遅刻の方が悪い印象になってしまいますので、体調が優れない場合は早退するといいと思います。
特別活動
大学受験改革では、特別活動で差がつく!
特別活動をした高校生は、どこの大学もほしがっています。たとえば、東工大では「三度の飯より数学が好き!」っという生徒像を求めているほど。
好きだったり、得意なところを伸ばして調査書に書くことで合格しやすくなっています。
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大学受験の調査書のまとめ
阻止する3つのポイント
- 課外活動を頑張る。
- 志望大学が必要としている学生像を知る。
- 志望大学が行う入試で、何がどのように評価されるか知る。
調査書は、後悔しないように頑張って作り上げてください。
対策ポイントは、志望校の入学者受け入れ方針であるアドミッションポリシーを確認した上で取り組むことです。
そして、わからないことは学校の先生などに相談して準備しましょう。
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