Z会の物理って、やっぱり難しいの?
そんな不安、ありますよねぇ。
Z会の物理は、理系志望や難関大を目指す高校生にとって、かなり心強い教材です。
ただし、正直にいうと「誰にでもラクに使える教材」ではありません。難しい問題に向き合えるか、添削を出せるか、学校の課題と両立できるか。ここで、合う・合わないがかなり分かれます。
我が家では、高校1年生で物理基礎、高校3年生で東大コースの物理を受講しました。途中でいったん停止したこともありますし、映像授業が合わないと感じた部分もあります。
この記事では、通信教育オタクの私が実際に使った体験から、Z会物理の評判・難易度・向いている子・受講前に気をつけたいことをまとめます。
この記事でわかること
- Z会物理の難易度と評判
- 物理基礎と物理の違い
- 実際に受講して感じたメリット・デメリット
- Z会物理が向いている高校生
- 資料請求前に見るべきポイント
Z会物理の評判は?難しいけれど、合う子にはかなり強い教材
Z会物理の評判をひと言でいうと、「難しいけれど、難関大を目指す子には使う価値がある教材」です。
学校の授業を聞いていればスラスラ解ける、というタイプではありません。問題を解いて、解説を読んで、間違えたところをもう一度考える。その流れができる子ほど、Z会物理のよさが出ます。
逆に、物理の基礎がまだあやふやで、先生に手取り足取り説明してもらいたい段階だと、最初は少し重く感じるかもしれません。
Z会は教材がシンプルな分、自分で戻って考える力も必要なのよねぇ…
なので、Z会物理を選ぶときは「評判がいいから」だけで決めるより、お子さんが今どのレベルで、どんな使い方をしたいのかを先に整理したほうが失敗しにくいです。
| 見るポイント | 判断の目安 |
|---|---|
| 物理の基礎 | 公式や解説を読んで、自分で戻って考えられるか |
| 学習習慣 | 添削や課題をためずに出せるか |
| 学校の進度 | 先取りしたいのか、学校範囲の復習に使いたいのか |
| 志望校 | 難関大・最難関大レベルの記述対策が必要か |
| 映像授業への期待 | 先生の授業で引っ張ってほしいタイプか、教材補助でよいタイプか |
ここをパッ!と整理してから見ると、「うちの子に合いそうか」がかなり見えやすくなりますよ。
Z会の物理基礎と物理の違い
Z会の理科は、現在の公式情報では高1〜高3までの全単元を自由に学べる「オープンカリキュラム」が案内されています。学校でまだ習っていない範囲を先取りしたり、苦手な単元だけを戻って復習したりできる形です。
以前のように「高1は物理基礎」「高2は物理」と単純に分けて考えるより、今は学校の進度・志望大学・苦手単元に合わせて使うと考えたほうが近いです。
ざっくりした位置づけ
- 物理基礎:力学・波動など、物理の土台をつくる
- 物理:入試で使う本格的な範囲まで広げる
- 高1・高2:学校進度に合わせた予習・復習、先取り
- 高3・高卒生:弱点補強、未履修単元の先取り、入試演習
理科は範囲が広いので、学校によっては高3の秋まで単元学習が終わらないこともあります。理系で物理を使うなら、「いつ終わるか」だけでなく「いつ演習に入れるか」まで考えておきたいところです。
Z会の物理基礎は、早めに土台を作りたい子向け
物理基礎は、物理の入り口になる大事な範囲です。力学や波動など、あとから物理でつまずきやすい単元の土台になります。
理系に進むことがほぼ決まっているなら、高1のうちから物理基礎に触れておくメリットはあります。高3になってから理科に時間を取られすぎると、英語・数学・過去問演習までパンパンになりますからね…。
ただし、早く始めれば必ずよいわけではありません。学校の予習・復習、部活、定期テスト、他教科の課題でいっぱいなら、物理基礎まで抱え込みすぎると続きません。
我が家でも、高1でZ会の物理基礎を受講しましたが、学校の予習復習や特別講座が忙しくなり、いったん継続停止しました。これは失敗というより、家庭で回せる量を見て調整した感じです。
Z会の物理は、難関大に向けて答案を鍛えたい子向け
物理は、物理基礎よりも入試に近い問題へ進んでいきます。典型問題を解くだけでなく、なぜその式を使うのか、どこで条件を読み取るのかまで考える場面が増えます。
高3でZ会物理を使うなら、「全部を一から教わる教材」というより、答案作成や記述力を鍛える教材として考えたほうが合います。
とくに難関大・最難関大を目指す場合、物理は「わかったつもり」では点につながりにくい教科です。解説を読んで終わりではなく、自分で答案にする練習が必要になります。
料金やプランは年度によって変わるため、最新の受講会費は公式サイトや以下の記事で確認してから決めてください。
Z会高校生コースの料金は、学年・プラン・支払い方法で変わります。月額やタブレット条件まで見たい方は、Z会高校生の料金についてで確認できます。
我が家がZ会物理を受講した口コミ・評判
我が家では、高校1年生で物理基礎、高校3年生で東大コースの物理を受講しました。
同じZ会物理でも、高1と高3では目的がまったく違います。高1では中高一貫生との差を埋めたい気持ちが強く、高3では第一志望に向けて答案を鍛える目的がありました。
高校1年生で物理基礎を受講した感想

我が子は、中学受験をせずに私立高校へ入学しました。中学校では学年トップでしたが、高校に入ると中高一貫生の進度が速くて、親としても焦りました。
そこで、高校1年生のときにZ会の物理基礎を受講。学校より少し先を見ながら、物理の土台を作れたらいいなと思ったんです。
ただ、最難関レベルのテキストは、高校生の偏差値で65くらいでも簡単ではありません。「偏差値が高いから大丈夫」と思っていると、思ったより重く感じるかもしれません。
受講後、河合塾が主催する全統模試で「学力レベルS」を獲得し、お茶の水女子大学の合格判定をいただきました。もちろん、Z会だけの成果とは言い切れませんが、難しい問題に早めに触れたことはプラスになったと思います。
一方で、学校の予習や復習、特別講座がかなり充実していたため、Z会の物理基礎はいったん継続停止しました。
ここは大事です。Z会は良い教材ですが、学校課題と両立できないほど詰め込むと、親子でしんどくなります。高1・高2で使うなら、学校の進度と本人の余力を見ながら調整してください。
高校3年生で東大コースの物理を受講した感想

高校3年生になってから、東京大学を第一志望と決断し、志望者向け推奨講座の東大コース物理を受講しました。
高3で使うZ会物理は、高1の物理基礎とは役割が違います。基礎を教わるというより、二次試験に向けて答案を作る練習として使うイメージです。
我が家の場合、二次試験の演習を添削付きで受けられる点に価値を感じました。物理は答えが合っていても、途中式や考え方の書き方で差がつくことがあります。そこを自宅で見てもらえるのは助かりました。
『大学受験・高校生の評価が知りたい』という方に向けて、Z会大学受験・高校生の口コミ【評判悪い?】3年間受講した感想という記事も用意しています。Z会全体の使い心地を知りたい方は、あわせて読んでみてください。
高校生・大学受験生のZ会に関するこちらの記事もどうぞ
評判からわかったZ会物理のメリット
Z会物理のメリット
- 難しい問題に早めに触れられる
- 添削で答案の書き方を見てもらえる
- 学校の進度に合わせて予習・復習しやすい
- 予備校より費用を抑えやすい
Z会物理の大きなメリットは、ただ問題を解くだけでなく、添削を通して答案の作り方まで見てもらえることです。
物理は、答えだけなら出せても、途中の考え方を答案に残せないと入試では点が伸びにくいことがあります。とくに難関大を目指すなら、ここは早めに意識しておきたい部分です。
我が家では、河合塾マナビスで見積もりを出してもらったら、年間で100万円ほどになりました。もちろん予備校には予備校のよさがありますが、家計へのインパクトは大きいですよねぇ…。
その点、Z会は自宅学習で進められるので、予備校費用を抑えながら難関大対策をしたい家庭には検討しやすいです。
ただし、費用だけで選ぶのは危険です。安く見えても、添削を出さずにたまってしまえば、せっかくの教材が活かせません。Z会物理は「安いから」ではなく、子どもが提出・復習まで回せるかで判断してください。
評判からわかったZ会物理のデメリット
Z会物理のデメリット
- 映像授業は好みが分かれる
- 基礎から手取り足取り教えてほしい子には重い
- 問題演習量をもっと増やしたい場合は補助教材が必要
- 学校課題が多いと、添削まで手が回らないことがある
通信教育オタクの我が家は、小学6年生からスタディサプリや進研ゼミも併用してきました。そのため、我が子の映像授業の好みはかなりハッキリしていました。
そのうえでいうと、Z会の映像授業は、先生が雑談を交えながらグイグイ引っ張ってくれるタイプとは少し違いました。
そこを期待していると、「あれ、思っていた授業と違うかも…」と感じるかもしれません。
我が家では、テキストの理解を補助するための映像という印象でした。教材自体はシンプルで良いのですが、くだけた説明や、授業のテンポで引っ張ってほしい子には合わない可能性があります。
また、東大コース物理は答案作成には役立ちましたが、「もっと量をこなしたい」と感じる場面もありました。Z会だけで全部をまかなうというより、学校教材や問題集と合わせて使うほうが進めやすい子もいます。
タブレット学習の使い勝手が気になる方は、Z会高校生タブレットの評判も参考になります。紙教材との違いを知りたい方は、Z会高校生テキスト・紙教材の口コミもあわせてどうぞ。
SNSでのZ会物理の評判
SNSでも、Z会の物理を受講している高校生の声がありました。投稿時期は古いものもあるため、最新仕様とは分けて参考にしてください。
Z会本科京大コース数学(融合)・物理(単元)取ってます。(昨年は国語と英語)
英語の採点がものすごく詳しくて分かりやすいので良かったです。
— 薫 (@Rikkaoru_sfku00) June 22, 2021
学校、物理基礎高2からしか受けれないという最悪システムなので、Z会で物理だけ取っている。面倒。
— らんげる (@1229_index) June 5, 2021
今日はZ会の数学を終わらせて明日は物理を終わらせます
俺ならできる— ふるべ (@n1oQg) April 26, 2021
SNSの声を見ると、Z会物理は「学校の進度を補うため」「難関大向けの演習をするため」に使っている人が多い印象です。ただ、SNSだけで判断するより、実際の教材レベルや学習画面を見て、お子さんに合うかを考えたほうが安心です。
Z会物理がおすすめの人・慎重に見たい人
Z会物理は、理系なら誰でもおすすめ! というより、合う子がハッキリしている教材です。
表で整理すると、こんな感じです。
| Z会物理が合いやすい子 | 慎重に見たい子 |
|---|---|
| 理系・難関大・最難関大を目指している | まず定期テストの基礎固めが最優先 |
| 難しい問題でも解説を読んで戻れる | 基礎から手取り足取り教えてほしい |
| 添削をためずに提出できる | 提出物をためやすい |
| 学校の進度に不安があり、先取りしたい | 学校課題だけで手いっぱい |
| 答案作成や記述対策をしたい | とにかく演習量を増やしたいだけ |
| 映像授業は補助として使えればよい | 先生の授業で引っ張ってほしい |
中高一貫生の勉強スピードに追い付きたい子、学校の物理進度が遅くて不安な子、難関大の二次試験に向けて答案を書けるようにしたい子には、Z会物理はかなり相性がいいです。
一方で、物理がかなり苦手で、まずは授業形式でやさしく教えてほしい子には、Z会だけだと止まってしまう可能性があります。その場合は、スタディサプリや学校教材で基礎を補いながら使うほうが現実的です。
Z会高校生コース全体の評判や、他の通信教育との比較が知りたい方は、高校生通信教育口コミ・評判【安い】タブレット教材おすすめも参考にしてください。
Z会の物理を受講する前に知っておきたいこと
Z会物理を申し込む前に、先に整理しておきたいことがあります。
受講前に見るポイント
- 物理を入試で使うか
- 学校の進度は遅れていないか
- 添削を出す時間があるか
- 映像授業に何を求めるか
- 難しい問題の復習ができるか
- 最新の料金・タブレット条件を把握しているか
物理は高1・高2から動くと、高3の負担を減らしやすい
理系で物理を入試に使うなら、高1・高2のうちに少しでも土台を作っておくと、高3でラクになります。
高3になると、英語・数学・理科・過去問・模試の復習まで一気に重なります。理科の履修が遅い学校だと、物理の全範囲が終わる前に入試演習へ入らなければならないこともあります。
だから、学校の進度が遅いと感じるなら、Z会で先取りや苦手単元の復習をする意味はあります。ただし、学校課題でパンパンなら、無理に増やしすぎないでください。
中高一貫生ではない場合、先取り目的で使う価値がある
中高一貫校では、学校によっては理科の進度がかなり速いです。中学受験をせずに高校から入った子は、入学直後に「え、もうそんなところまで進んでるの?」と感じることがあります。
我が家もまさにそこが不安でした。中学校では学年トップでも、高校では周りの進度が速い。そこでZ会物理を使って、学校の学習範囲をこえて先取りしたいと考えました。
ただ、先取りは「早く進めばいい」ではありません。わからない単元をそのまま進めると、あとで戻るのが大変になります。先取りするなら、確認問題や添削で理解度を見ながら進めることが大切です。
料金は最新情報で判断する
Z会の料金やプランは、年度によって変わります。以前は物理基礎・物理の単科料金で見ていた時期もありましたが、現在はプラン制やタブレット条件も含めて確認する必要があります。
古い料金だけを見て「思ったより安い!」と判断すると、申し込み画面で金額や条件が違って戸惑うことがあります。最新の受講会費、支払い方法、タブレット条件は、必ず最新ページで見てから決めてください。
最新料金の見方は、Z会高校生の料金についてにて詳しくまとめています。
また、申込み前にキャンペーンを知りたい方は、こちらの「Z会キャンペーン【最新情報】Amazonギフト券のもらい方は?」も参考になります。
Z会物理は、資料請求で教材レベルを見てから決めよう
Z会物理は、理系志望や難関大を目指す高校生にとって、かなり心強い教材です。
ただし、物理が苦手な子や、映像授業で丁寧に引っ張ってほしい子には、少し重く感じることもあります。だからこそ、いきなり申し込むより、まず教材のレベルを見てから決めるほうが安心です。
Z会物理を検討するときのポイント
- 難しい問題に向き合える子には合いやすい
- 添削を出せる子ほど価値が出やすい
- 高1・高2は先取りや苦手単元の復習に使いやすい
- 高3は答案作成や二次試験対策として使いやすい
- 映像授業に授業感を求める子は慎重に見たい
- 最新料金・タブレット条件は公式情報で確認する
資料請求は、申し込みを急ぐためではなく、教材の難度・解説の量・学習の進め方を親子で見るために使うと失敗しにくいです。
とくに物理は、教材を開いた瞬間に「これは進められそう」「これは今の状態だと重いかも」が分かれやすい教科なんですよね。
「うちの子、このレベルを続けられそうかな?」と見てから決める。ここを飛ばさないほうが、あとで「思っていたより難しかった…」を避けやすくなりますよ。
Z会が合いそうだと感じたら、資料で教材の中身を見てみてください。逆に、基礎から丁寧な授業で引っ張ってほしい場合は、スタディサプリや進研ゼミなども含めて比べると、お子さんに合う方法が見つけやすくなります。
教材選びは、一発で正解を当てるものではありません。Z会物理が合いそうなら資料で中身を見る、少し重そうなら基礎を補ってから使う。お子さんの今の学力、学校の進度、志望校に合わせて、無理なく続けられる形を探していきましょう(^ ^)
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