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中学生の俳句【秋のおすすめ27選】芸術の秋にコレ!

2022年6月8日

うちの子俳句が書けないっていうんだけど、参考なるものってない?

みんな、どんな秋の俳句を作ってるの?

という悩みを解決します。

子どもに「宿題で俳句が出たんだけど、何かいいのないかぁ…」といわれても、パッと思い浮かばない俳句。

大人でも簡単には作れませんよね。そこで、我が家が調べた中学生が作った秋の俳句を備忘録として共有したいと思います。

宿題のお助けができれば幸いです。

中学生の俳句【秋のおすすめ】

早速ですが、中学生に参考にしてほしい秋の俳句おすすめ27選をお伝えします。

歓声に旗みなうごく運動会

小さな一茶たち

応援団の旗が大きく揺れている様子が良く分かる俳句ですね。

季語は運動会。

木せいの香につつまれてテスト受く

小さな一茶たち

教室の近くに金木犀(きんもくせい)の木があるようで、試験中に香っていう様子。

季語は木せい。

梨をむく僕と似ている母のつめ

小さな一茶たち

親子のつめの形はよく似ていますが、梨をむいてるお母さんの手元をよく見ていることが分かりますね。忙しい現代ですから、ホッとする一句だと思いました。

季語は梨。

門限が少しのびます盆おどり

小さな一茶たち

盆踊りは8月の中旬に多いので、ちょうど夏休みですね。特別な行事のとき門限が遅くなるというのは、どこの家庭にもよくある話だと共感します。

季語は盆踊り。

つかむものみなゆれ動く赤とんぼ

小さな一茶たち

秋になると、あちこちで赤とんぼがとまっています。ですが、なかなか上手く捕まえることができない歯がゆさもありますね。

季語は赤とんぼ。

休ませてあげよう肩の赤とんぼ

小さな一茶たち

ごくまれに肩に赤とんぼがとまってくることも。そんな時に、ちょっと休ませてあげようと思うのは優しさですね。

季語は赤とんぼ。

コスモスの花びらたちが風になる

小さな一茶たち

コスモスは秋の花。開花時期が終り風が強く吹いたタイミングで、花びらが舞っている様子が良く分かる俳句です。

季語はコスモス。

玄関に落ち葉の名刺何枚も

小さな一茶たち

玄関のドアをあけると足元に落ち葉が何枚もあり、まるで何かの営業が取り出すの名刺と掛け合わせた俳句です。

季語は落ち葉。

土器片のぴったり合ひぬ秋うらら

部活で俳句

歴史研究部の活動なのか、土器片がピタッとつながったときの感動が伝わってくる俳句です。

季語は秋うらら。

父よりも好きな叔父きて落葉焚き

部活で俳句

母親としては笑ってしまいましたが、自分の父親は苦手という中学生もいますよね。

焼き芋を焼く落ち葉焚きであれば、お父さんにおすそ分けをしてあげてほしいなと個人的な感情が湧き上がってくる俳句です。

季語は落ち葉。

月の駅家出のように本抱いて

部活で俳句

夜の駅、塾に通うため参考書を持ってホームに立っている様子。

受験に対する不安や葛藤は家出のような孤独感と似ていて、複雑な気持ちが良く分かる俳句です。季語は月。

秋の虹母に一言嘘をつく

部活で俳句

中学生になると、ふと親に嘘をつくこともありますよね。そこで、消えやすい秋の虹と自分の嘘を重ね合わせた技能派の俳句です。

季語は、秋の虹。

ありふれた日々の始まる赤蜻蛉

部活で俳句

2学期が始まって、いつもの学校生活に戻ることに徒労感を見える俳句です。

自分の行いが馬鹿馬鹿しく感じた時は、誰かに話したり紙に書くことで気持ちが落ち着きますよ。

季語は赤蜻蛉(あかとんぼ)

団栗を拾えば橋が遠くなる

部活で俳句

熱中した団栗広いですが、来た道に目を向けると渡ってきた橋がずいぶん遠くになってしまった様子。

キレイにな団栗を探し出すと、どんどん歩けるから不思議ですよね。季語は団栗(どんぐり)

きりぎりす風に音階ふみはずす

小さな一茶たち

急な風が吹いて、きりぎりすの鳴き声の調子が狂ってしまった様子。

のどかな景色が想像できますね。季語はきりぎりす。

穂すすきが風の手となる母の村

小さな一茶たち

お母さんの実家へ行くと、すすきがおいでおいでをしているように揺れていた様子。

母の村という甘さが効果的ですね。季語はすすき。

なす馬の脚が背にぬけ盆終る

小さな一茶たち

お盆にはなすを牛や馬に見立てて、ご先祖様にお供えをします。そこで、勢い余ってなすに突き刺した割りばしが背中の方まで飛び出してしまった様子。

家族でお盆を味わったことが良く分かりますね。季語は盆。

月食のうさぎとびだす秋の空

小さな一茶たち

月にはうさぎの模様が見えると言われていますが、普段はなかなかゆっくり確認することもないが月食の時ばかりはジッと見ている様子。

季語は秋の空。

枯葉ひとつブランコの席とってる

小さな一茶たち

公園のブランコに枯葉が乗っている様子が良く分かりますね。

季語は枯葉。

水まいて土のにおいの初秋かな

小さな一茶たち

秋はの土は乾いているので、水をまくとほろ苦い乾燥したにおいがありますよね。

季語は初秋。

栗のいがどこかでだれかおこってる

小さな一茶たち

栗拾いで誰かが転んでしまったのでしょうか。とても痛そうな様子ですね。栗拾いの際は必ず厚手の軍手と長袖長ズボンで防御しましょう。

季語は栗。

踏切りを電車過ぎれば秋の色

小さな一茶たち

電車が通過している間は季節を感じることはできませんが、過ぎ去った後は秋特有の色が見えた様子。

季語は秋。

立秋や鞄の鈴がよくひびく

小さな一茶たち

立秋は8月上旬、自転車で中学校へ行く途中に感じた情景です。

季語は立秋。

読みかけを書棚にさがす良夜かな

小さな一茶たち

読書の秋を満喫している様子が良く分かりますね。良夜(りょうや)というのは、明るい美しい夜のことです。

季語は良夜。

定まらぬ進路やすすき風に鳴る

小さな一茶たち

受験生の秋、第一志望への希望が風のように去りどこへ行けばいいのか分からなくなってしまったのでしょうか。

受験経験者から言えることは、すべり止めの第二志望こそ慎重に決めてほしいと思います。なぜなら、第一志望が叶わない時点で行きたくない訳ですよ…

そこで、適当に決めた第二志望へ高校3年間も通学しなきゃいけないなんてツラすぎるからです。

話がそれてしまいましたが、季語はすすきです。

この道の先に秋あり木の実あり

小さな一茶たち

最後は秋らしい俳句で締めくくりです。季節を感じるには自然から得られる情景がいちばんだと思います。

たった1本の道でも、秋になれば木の実が落ちていたり他の季節にはない変化がありますよね。

中学生の秋俳句の作り方

中学生の秋俳句の作り方は、秋に感じたことを言葉を選び自分の考えをのせて、五七五と指折り数えながら作ります。

空を流れる雲、枝や草を揺らす音。音をたてて流れる水にも秋の自然を感じることができますよ。

俳句は自分の感性を凝縮して伝えるものなので、世界でたった一つの秀句になるわけです。

この記事で紹介した中学生の俳句を参考に、場面を自分に置き換えてアレンジすると簡単に俳句がつくれます!

季節が微妙な時は、中学生の俳句【冬のおすすめ23選】宿題の参考にするならコレで冬に関する俳句をまとめています。

少し季節が早かった…という方には、中学生の俳句【夏のおすすめ20選】夏休みの宿題お助け!という記事をご覧ください。

中学生にぴったりの秋の季語

秋は実り多い季節ですから、季語も沢山あります。

中学生らしい季語としては、2学期・文化祭・合唱祭・体育祭・運動会・進路相談・受験生などでしょうか。

その他には、秋晴れ・月・星・さわやか・雨・ひぐらし・朝顔・渡り鳥・稲刈り・もみじ・どんぐり・ぶどう・柿・りんご・なしなどがあります。

多くの秋の季語を知りたい!という方は、中学生の俳句【すぐに使える季語】という記事がありますのでどうぞご覧ください。

中学生の秋俳句まとめ

この記事では「中学生におすすめの秋俳句」についてお伝えしました。ここで内容を振り返っておきましょう。

まとめ

  • 俳句は五七五と季語を入れることがルールで他は自由
  • 8月・9月・10月が秋なので季語もこの時期に関わる言葉を選ぶ
  • なかなか浮かばないときはお手本をアレンジしてみる

など中学生の日常を俳句にしたい方には、中学生の俳句【日常編】学校生活・部活サッカー・野球・テニス・バスケおすすめという記事がありますので、どうぞご覧ください。

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